2018年安心して利用できる仮想通貨交換業者3選
仮想通貨交換業者は襟を正す時期
金融庁は、2018年3月8日午前、仮想通貨交換業者7社を一斉に行政処分すると発表しました。
2018年1月に外部からの不正アクセスにより巨額の仮想通貨が流出したコインチェック(東京・渋谷)には1月末に続き、2度目の処分を受けることになりました。
行政処分を受けた7社と処分の中身は下記の通りです。
行政処分のうち、業務停止命令を受けたのはFSHO(横浜市)、ビットステーション(名古屋市)。業務改善命令の対象はテックビューロ(大阪市)、GMOコイン(東京・渋谷)、バイクリメンツ(東京・港)、ミスターエクスチェンジ(福岡市)、コインチェック。
7社の中には、金融庁の公式サイトに掲載されている仮想通貨交換業者登録一覧に掲載されているZaif(ザイフ)を運営するテックビューロ、GMOコインが含まれています。
Zaif(ザイフ)は、女優の剛力彩芽(ごうりき あやめ)さんを起用し積極的なプロモーションを実施していましたが、2018年3月9日時点でサイトから剛力さんは消えています。
テレビCMはテレビ局との契約があるためすぐに止めることができるのか分かりませんが、チェックコイン社のNEM(ネム)流出事件後にみなし業者の状態でのテレビCMを実施したことへの批判があったことを考えると自粛する方向になると思います。
というか行政処分がでているこの状況でテレビCMを流しているようであれば、Zaif(ザイフ)はもちろん、テレビ局も品位も疑いたくなります。
それでも仮想通貨の未来は明るい!
2018年1月に発生した仮想通貨流出事件で最も被害額の大きいチェックコイン社のNEM(ネム)流出事件後、2018年2月にはイタリアの仮想通貨取引所BitGrailからアルトコインの一種Nano(XRB)約211億円が流出、金額こそ大きくありませんがZaif(ザイフ)でも不正出金事件が発生しています。
これだけ不正流出・不正送金事件が続出すると仮想通貨そのものに不信感が強まっても無理はありません。
では、仮想通貨の未来が暗いのかというとそんなことはありません。
今の仮想通貨は投機的な色が強く「通貨」という側面が弱いですが、紙幣の印刷コスト、貨幣は造幣コスト、運搬やコストなどなど今の「通貨」にはコストが掛かります。
電子的なやり取りだけで完結する仮想通貨は「運用」コストを大幅に下げ、利便性を大きく向上させることができます。
多くの人が新しいことに対して抵抗があり、現状で恩恵を受けている人からの抵抗はあると思いますが、時代は便利な仮想通貨を少しずつ受け入れて間違いなく変わっていきます。
今、仮想通貨を取引するならこの3社
仮想通貨の未来は明るい。
しかし、不正流出・不正出金事件が続くと不安になるのは仕方ありません。
確実に到来する「仮想通貨」時代の恩恵を少しでも早く享受するために、取引する仮想通貨交換業者を正しく選定しましょう。
金融庁の公式サイトに掲載されている仮想通貨交換業者登録一覧に掲載されている仮想通貨交換業者からも行政処分を受ける仮想通貨交換業者出ている現状ですが、少なくとも一定の条件をクリアしているわけですから、この中から絞り込むのが賢明です。
今重視すべきは、セキュリティ対策がしっかりおこなわれている仮想通貨交換業者です。セキュリティ対策にはコストが掛かりますので、経営基盤がしっかりとしている必要があります。
100%コールドウォレット管理のQUOINEX(コインエクスチェンジ)
セキュリティを重視するなら100%コールドウォレットで仮想通貨を管理する日本で唯一(2018年2月13日現在QUOINE株式会社調べ)の取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)がオススメです。
チェックコイン社のNEM(ネム)流出事件は、ホットウォレットで管理されていたことが流出の原因のひとつといわれていおり、もしコールドウォレットで管理をされていたら防ぐことができた可能性があります。
運営会社のQUOINE(コイン)株式会社は、2014年11月にシンガポールで設立され、2016年3月末に本社機能を日本法人に移しています。
テレビCMなど派手なプロモーションを実施していないため知名度は高くありませんが、上述のようにセキュリティ対策をしっかりと実施しています。
日本仮想通貨事業者協会への登録情報によると約20億円(資本準備金含む)
取扱い仮想通貨:BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)、QASH(キャッシュ)、XRP(リップル)
bitFlyer(ビットフライヤー)
bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内初の仮想通貨ビットコイン(Bitcoin)販売所で、ビットコイン取引量日本一※1を謳う仮想通貨交換業者になります。
知名度が高く、bitFlyer(ビットフライヤー)、Zaif(ザイフ)、コインチェックの3社で仮想通貨市場を牽引してきましたが、Zaif(ザイフ)、コインチェックが不正流出・不正出金事件を起こす後退していき中で堅実さが光ります。
資本金41億238 万円(資本準備金含)と経営基盤もしっかりとしています。
※1シード・プランニング社調べ(2017 年2月 仮想通貨取引所ビジネスの市場規模調査)
DMM Bitcoin(ディーエムエム ビットコイン)
タレントのローラさんを起用したテレビCMで知名度が高まっているDMM Bitcoin(ディーエムエム ビットコイン)は、2018年1月に開設した仮想通貨販売所です。
後発ということで、既にサービスをスタートさせている他の仮想通貨交換業者を研究していることが予想できるため、システムのセキュリティ対策もツギハギになりやすい既存の仮想通貨交換業者よりも安心感があります。
運営母体は、上場も噂されているDMMで、複数のWebサービスを運営している実績も仮想通貨販売所を運営する上でプラスに作用するはずです。
取扱い仮想通貨:BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XEM(ネム)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)、ETC(イーサークラシック)、BCH(ビットコインキャッシュ)